下谷神社 したやじんじゃ 東上野
先日、東上野にある下谷神社に参拝し、いつもよりも少し真剣な祈願をいたしました。
馬を乗り入れるな、などの昔の禁止事項の刑事がそのまま残っています。現在も、境内直前のところまで乗用車が入りやすい構造になっている感じもしますので、乗り物の乗り入れ禁止という、当たり前の注意書きが一定の効力を発しているかも知れません。
下谷神社の由来です。長い歴史において、その立地にあまり落ち着きがなかったのか、幾度かの移転を重ねているようです。
宮司さんによる、寄席発祥の地であることについての説明がなされています。先の由来の掲示板と合わせて読むと、この神社の歴史に心が染み入りますね。
願いごとを書いて入れる、願い箱という木箱が設置されていました。この時の私には切なる願いがありましたので、多少前のめりの必死な思いで、祈願をしたため、お参りのお賽銭とは別に、祈願料を納めさせていただきました。
おかげさまで、徐々に私の内なる意識に開運の兆しが差し込んできているようです。
ありがとうございます。
祈願支援度: ★★★★★
雉子神社 きじじんじゃ 五反田
五反田駅から桜田通りを高輪方面に登る途中、電波新聞社から少し先のところに、コンクリートビルに組み込まれた形の独特な趣のある神社があります。
以前から近くを通るたびに、気にはなっていたこの雉子神社だったのですが、コンクリートに囲まれている境内に足を踏み入れる気持ちが整わず、これまでは参拝することが叶いませんでした。
三柱(みはしら)神社という、三つの神様を祀っている社もありました。神様を数えるのは八百万の神の国ですから、わかりますが、柱というのが神様を数える際の単位であるということは、ここで始めて知りました。ありがとうございます。
雉子神社本殿と合わせて、お参りさせていただきました。
本殿右手奥に祠のような建物も見えました。
神輿もガラス張りの部屋に陳列されています。
都会のビルディングの中にある神社ですが、落ち着いた静謐な気が流れているような気がしました。
本当はおみくじを引きたかったのですが、早朝で社務所が開いておらず、おみくじ箱がどこにも出ていなかったので、この日の運をこちらでお知らせいただくことはできませんでした。
自我の調節度: ★★★★
目黒 大鳥神社
山手通り沿いにある目黒の大鳥神社に参拝してきました。
日曜7時代の朝の参拝客は若干レアものなのか、手水場はロックされていました。
参拝客は私以外にはいませんでした。私以外に境内にいるのは、落ち葉の掃き掃除をし始めた男性ひとりだけです。
実は、ここに参拝するにあたって易占いをしてみました。そうしたら、火雷噬嗑(からいせいごう)どでたので、こちらの神様とはおそらく相性が良いのだろうと考えて、偶発的にお参りすることになりました。
神社の境内内に区立便所があるのは珍しい気がしますね。
今年はこちらの酉の市に訪れようかと思います。去年は花園神社の酉の市にいったのですが、率直に言って、絶大なる御利益は賜われなかったようなので。あちらの神様との相性の問題だとも思いますが。
酉の市開運期待度: ★★★★
新宿 稲荷鬼王神社
久しぶりに稲荷鬼王神社に参拝しました。
都営の東新宿駅近く、職安通りと区役所通りが交わる角のブロックに鎮座している、独特の有難さがある神社です。
私は前職時代、仕事に関する問題が発生しそうなときに、こちらの境内に祀られている恵比寿神社内のかえる石さまに、お願いをしていました。
この掲示には、心の中で三度唱える、とあるのですが、私はついつい声が出てしまいます。掲示のテンプレート的なフレーズを使わない場合は、か、え、る、の三音を順に盛り込んだオリジナルフレーズを作り出すという、ちょっとした頓知を発揮しなくてはなりません。
前職時代にはひょうかえる(評価得る)、なかまえる(仲間得る)などを事あるごとに唱えて、ささやかながらも深刻なお願いをし、その都度、関係する物事や人の動きがスムーズに進むという、御利益をいただきました。ありがとうございました。
実現可能な要素が整っていることについて、切に願うと叶えていただけるようです。元手がないのに、また資金を得ようと必死の努力をしていないのに、例えば、いえをかえる、いえをかえる、家を買えるなどと唱えても、その願望が叶うことにはなかなかならないでしょう。
とにかく、境内の面積に比して、掲示や看板による情報が多い神社です。インターネットではなく、現地でたくさんの情報を発信しているのが特徴的ですね。
本殿の左手奥には、コンパクトな冨士塚もあります。
入り口の水鉢のところとともに、こちらにはナスがお供えしてありました。
かえる石がある恵比寿神社にはナスではなくジャガイモがお供えされていましたが、これらの理由についてはまたの機会に宮司さんに尋ねてみたいと思います。
ちなみにこの神社ではおみくじは引けません。御朱印はいただけるようです。
悪運払いの御利益: ★★★★★
浅草寺・浅草神社・被官稲荷神社
被官稲荷神社に参るため、いざ浅草へ。
浅草界隈はいつも独特の良い気に包まれている感じですね。一つの領域内にパワーのある寺社が複数あるからでしょうか。
朝の7時台に来たのは初めてですが、結構な参拝客や観光客で賑わっていました。おみくじ小屋?の方からは、大吉だよ、ブラボー、なんて声も聞こえてきました。
私もおみくじを引きました。参道右側のおみくじ小屋には銀色六角柱のおみくじ箱がたくさんおいてあるのですが、そのなかで一番光っている箱を選んで引いた棒は、8番で見事に大吉!
この8番のおみくじは少し前に引いたものとおなじものです。2ヶ月以内に同じ番号のおみくじを引くのはちょっと珍しいような。
少し気分が良くなって浅草寺本堂への階段をあがると、ろうそくが立てられているガラス箱の前で熱心に祈っている老男性の姿がみえました。
この姿の真似をして、私もろうそくを納めて起動することにしました。1本50円。1本納めようとおもったのですが、50円玉の持ち合わせがありません。ここはケチらずに2本納めればいいだろうと、手持ちの100円玉を2枚をろうそく手前の箱に入れて、2本のろうそくを手に取り、火を付けてガラス堂内の燭台に挿したところで、200円入れたことを思い出して追加で2本、合計4本のろうそくを納めることになりました。
浅草寺ではささやかながら重要な願いごとをして、隣の浅草神社に参拝。お賽銭は100円です。こちらの神社にはまだほとんど人がいませんでした。
境内南西の部分にあるこちら葛飾区亀有公園前派出所の友情は宝物という石碑を見ると、なぜか毎回涙腺がゆるんでしまいます。
浅草神社から出て右奥にある被官稲荷神社に向かうと、境内を熱心に掃除している白装束の方々が目に入りました。粛々と、落ち葉ひとつも逃さないように掃き掃除をしている姿には感銘しました。
被官稲荷神社には500円の賽銭を入れて、やや真剣な祈願をしました。それが叶う、叶わないに関わらず、1日と15日には極力こちらにお参りしたいものです。
浅草開運期待度: ★★★★★
大崎居木神社
ちょっとしたお願いをするために、品川大崎の居木神社に行きました。個人的に、この神社はささやかな具体的な願いを叶えてくれるところだと感じています。
暑い土曜の朝でしたが、参拝客はチラホラ見られました。
私の参拝では賽銭箱に500円玉を一枚入れました。この金額が、多分この神社では一番穏当な金額なのではないかと思います。
これ以上の効果(硬貨)がないというので500円玉を入れない人もいるみたいなのですが、神様の施しを効果という言葉で捉えるのって、どうなんでしょうかね。
とりあえずこの神社では、以前に500円玉一枚の賽銭で、ありがたくも願いごとが叶う道筋が得られたことが二度ほどありました。
その後に300円の賽銭でお参りしたときには、あまりはっきりとした御利益は見受けられませんでした。
事例数は少ないのですが、500円の方が願いが通りやすいと思うのは、ありだと思います。
この日の願いがどれだけ通じるでしょうか。その評価は後日にあらためて考えたいと思います。
個人的開運度★★★(場所のみでの評価)
境内を通路として使う人の多くが、社殿に向かってきちんと一礼していました。